一般社団法人 全国建築CAD連盟【AACL】

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各教育機関の取組み 〜学校探訪〜

学校探訪シリーズ(第9回 | 第8回 | 第7回 | 第6回 | 第5回 | 第4回 | 第3回 | 第2回 | 第1回)

東京日建工科専門学校 (4/5ページ)

 

▼学生の作品紹介

タイトル/「墨田スカイシティ(複合商業施設)」

-建築設計科2年-

・浅岡 宏文さん・池上 剛幸さん

・久保 誠さん

誰もが使いやすく開放的で印象に残ることをコンセプトにデザイン。人が集まり地域の活性化に繋がるよう、ガラス面を多用し様々な角度・場所から東京スカイツリーが見えるように設計されている。

 

タイトル/PEACEFULL〜自然と共存する複合施設〜」

-建築設計科2年-

・石井 健大さん・小島 良平さん

・山本 宙さん

自然との共存をコンセプトとしたお台場の複合商業施設。敷地を海岸に見立て、店舗・オープンカフェ・映画館の建設を計画。緑と水の配置を一番に考慮し、水循環の自然の流れ、平和を表している

 

 

 

就職指導は、学生一人ひとりにきちんと目が届くクラス担任制。

■就建築CAD検定試験についての印象は?
  

 建築CAD検定試験を導入したのは今から3年ほど前になります。授業で教える内容が試験内容にリンクさせることができ、より効果的に学習できるという観点から導入を決めました。実技試験のみということで、カリキュラムに組み込みやすいといった点も大きかったように思います。 

  

 実際の授業では、例えば建築CAD検定の2級の対策をすすめる際、最初の頃はどうしても2次元のものを立体的に捉えることが苦手な学生が多かったため、四角形のキューブを用い、それをわざと平面にすることで立体の概念を理解させたり、感覚的なものを養ったりして、その後実際の建築図面に活かそうとしました。資格試験を目標にすることで、苦手なものを克服する意識向上にもつながり、授業の内容にも様々な工夫を取り入れるという変化ももたらしているような気がします。
  

■学生さんの反応はどうですか?
       

 試験が近づくと学生から「課題の図面がほしい」、「もっと教えてほしい」などの積極的な声が増えてきます。そういった要望に応えるには当然授業時間だけでは足りないため、放課後にCAD実習室を開放したりして意欲的に取り組んでいます。これは、この検定試験を導入する前にはなかった光景でとてもうれしく思いますし、惜しみなくサポートをしてあげたいと心から感じますね。

 

■就職状況はどうですか?
       

 当校は東京に立地しているということもあり、求人倍率もまだまだ高く地方の学生さんと比べ恵まれている部分はありますね。

 おかげさまで、本人の努力と学校のバックアップの成果が実り試ここ数年は100%の就職率を達成しています。求人倍率が高いだけではなく当然就職活動に必要なサポートは万全に行っています。

 さらに一昨年より本校独自のSPI試験の対策を始めました。演習問題に取り組むだけでなく本番さながらのSPI模擬試験も導入し、本試験に向け有効に備えています。

 また情報力という部分でも学生を大きくサポートしています。全国の企業から送られる膨大な求人情報を情報センターでリアルタイムに分析・発信し、全国の日建グループ校がその情報を共有できるシステムです。このようにハード、ソフトの両面から学生の就職活動を大きくバックアップしています。

 

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