■『高校生コンペ』について教えてください。
高校生コンペとは、「全国高校生建築設計コンペティション」のことで、本校が主催し全国の工業高校の生徒から作品を募集して、その製図力やデザイン発想力を審査するものです。
これは建築を学ぶ高校生の、目標に対する取り組みや意識の向上に寄与していこうとするもので、実は今年が第1回目となります。(社)全国工業高等学校長協会の後援もいただき、実りある有意義な大会にしたいと意気込んでおります。
一学校が主催するには大変さもありますが、全国の工業高校、先生、生徒さんたちとこのコンペでつながりを得られるということは大変意味のあることだと思っています。
このコンペがきっかけで、高等学校の先生、生徒、そして本校のそれぞれが何かを得られるという魅力あるものに成長させていきたいですね。これからがとても楽しみです。 (来年度も開催予定)
■資格取得には力を入れておられますね。
資格は、学生の今後の人生に大きな影響を与える大切な要素です。建築界での活躍を目指すのなら、当然いろんな資格を取得することで活躍の場はグンと広がります。なかでも「福祉住環境コーディネーター」と「カラーコーディネーター」は人気があり、例年多くの合格者を出しています。
最近では「2級建築施工管理技士検定試験」の学科試験が、在学中に受験できるようになりましたので、是非学生にもチャレンジするよう推奨しています。
多くの資格に挑戦することは、ただ単に資格を取得するだけでなくその取り組みの過程で得る経験や勉強方法を身につけることができるなど、まさにその本人の資産価値を上げることにもなります。建築関連の資格は不思議と無駄になることはなく、必ずその知識はどこかで繋がっていますので、自分自身を高めるため積極的に様々な資格に取り組んでもらいたいですね。
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