授業でも当然2級建築士の対策について積極的に取り組むわけですが、それだけではどうしても量的に足りないと感じるため、毎日、学生に2級の過去問題を課題として与えています。本試験4教科の各教科から1問づつ合計4問与えます。そうすると卒業までに何と1,000問以上解いていることになります。これはまさに「継続は力なり」で相当のスキルアップにつながっていると実感しています。
あと、提供する資料もとても質が高く有効的に利用しています。例えば、先ほど目標は「卒業時に2級建築士の受験資格を取得し、そして合格する」といいましたが、当校には他に在学中に2級建築士に合格できる「建築設計研究科」があります。
この科ではここ7年間の平均で1次試験の合格率が98%、資格取得率も83%(1次・2次の両合格者)という素晴らしい実績を上げています。従って講師陣はどこが大切なポイントで、どこが間違いやすいのかなどに熟知しており、それに基づいた資料作りや情報を他の学科にも提供し充分に活かしています。
. |