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各教育機関の取組み 〜学校探訪〜

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福岡県立小倉工業高等学校 (3/5ページ)

小学生と一緒にペットボトルロケットを作成する「サタデースマイル広場」の光景。取り組みはホームページに紹介されています。
■インターンシップ(就業体験)に取り組みをされているそうですね

 我が校で特徴的な活動で、今年で5年目になります。実は一昨年から2年生全員が参加することになり、生徒も教師も夏休みはてんやわんやです(笑)まず受入先を探すことが大変で、就職でお世話になっている会社を筆頭に、教師陣の知り合いの会社にも声をかけています。私の場合だと、子供が保育所に行っていますのでその保育所の先生にお願いしたりと業種も様々。あとは専門学校や大学にオープンキャンバスという形で参加させてもらうケースもあります。

 通常は月〜金の5日間の体験期間で毎日レポートを書き、受け入れ先にもコメントを書いてもらっています。教師陣は初日の挨拶や見回り、お礼まわりなどで各会社に5〜6回は行くので大変ですが、生徒にはこのような時期に就業体験ができることは本当に良い経験になっていると思います。

 また、4年前からソフトバンクホークスの王監督も顧問として参加している福岡県の青少年アンビシャス運動※の一環として『サタデースマイル広場』に取り組んでいます。休みの土曜日に学校を開放して小学生に"もの造り"を教えるんです。

 我が校では、旋盤でプラスチックを削ってキーホルダーを作ったり、ペットボトルロケットを作ったり。指導する生徒も初めはとまどいますが、子供たちとのふれあいもできますし、「実際に教えるのは難しいね」なんて言い合っています(笑)開かれた学校作りを目指して少しずつですが、学校の雰囲気も変わってきました。


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