導入当初は市販の教則本を参考にしようと考えておりました。しかし、様々なレベルの生徒を限られた時間で指導するには少し不向きな点が多いので、本校生徒に合わせた基礎的な内容だけをピックアップした独自のテキストを作成しました。
CAD室にはこの本が15冊ほど置いてあり、生徒は自由に見られるようにしてあります。テキストの作成は大変でしたが、生徒には取っ付きやすい1冊になっているようです。
そうですね。最近だとやはりパソコンが身近な存在になったこともあって上達は年々早くなっています。本校でJw_cadを指導していますが、やはりフリーソフトなので生徒によっては自宅でゲーム感覚で自習できることも上達の秘訣かもしれませんね。 それと、建築科の特徴としては、放課後にコンピュータ室を自由に使えるよう開放している所で、練習したい生徒が気軽に使えるようにしています。せっかくの良い環境をフルに生かさないともったいないですから。おかげで生徒はのびのびと学習しています。放課後よく見る風景ですが、得意な生徒が苦手な生徒に教えてくれているので、結果として底上げにつながっているといったサイクルが自然に出来ました。