一般社団法人 全国建築CAD連盟【AACL】

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各教育機関の取組み 〜学校探訪〜

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当校で使用するテキスト。建築CADではCAD操作ができるだけでは不十分であり、図面の読解や建築に関する基礎知識がしっかりと学べます。

 

 

 

 

 

授業風景

「CAD演習」(AutoCAD)

■受験生の反応はどうですか? 

 まず、訓練の目標が明確になりました。当校ではCADの職業訓練として「建築CAD科(AutoCAD)」と「建築CAD科(JW_CAD)」の2コースがあります。AutoCADでは3級を合格目標とし、JW_CADでは2級を合格目標とすることで、受講生が入校と同時に明確な目標を持てるようになりました。

 また、就職の際に、履歴書の資格欄に「建築CAD検定○級」と記載できることは、受講生の就職率アップにも繋がっています。具体的には、以前に63歳の方が受験されたことがありました。その方は、定年まで勤められていた企業より「建築CAD検定3級に合格したら再雇用してもいい」という話をいただいていたそうです。結果、みごとに(ギリギリ)合格され、合格証を持ってその企業に行き、見事に再雇用された事もございました。

 これも、モチベーションアップに繋がった例のひとつだと思います。

 

 

合格率がとても高いですが、ご指導の際のコツ、あるいは心掛けていることは? 

 もちろん最大の理由は講師の先生方の熱心な指導があっての結果だと思っております。

 講師の先生方には、休みの日でもCAD連盟主催の説明会(指導者講習会)に参加していただき、説明会での重要なポイントをまとめオリジナルのマニュアルを作成してもらったり、カリキュラムの中でもどのように検定問題に取り組むかなど、常に受講生のことを考え取り組んでいただいてます。

 それ以外にも、職業訓練のカリキュラムは3ヶ月で約300時間となっておりますが、その中で建築CAD検定の過去問題もたっぷりと取り入れ、60時間以上を費やしています。結果だと思っております。

 また、コースは3ヶ月と短かく卒業後に受験される受講生も多くいますので、試験前には教室開放の実施や、無料で対策講座を開催してきたことが、合格率の高い要因ではと思います。

 

 

 

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