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鍵本 祥平さん
建築科(2011年3月卒業)
受験のきっかけは、将来、設計関係の仕事に就いた時にCADの准1級の資格はとても重要だと思ったからです。最初は、過去の試験問題をひたすら勉強して何度何度も図面を書きました。
そして先生に図面を提出しアドバイスを貰い、改善するべき所を明確にしそこを徹底的に取り組みました。
合格したときは、まずは、ホッとしました。そして一方で、これからもっと頑張らなければいけないとも思いました。
春からは就職が決まり、この経験を活かして建築設計(意匠)を主に頑張りたいと思います。そして、住宅だけでなく色々な建築物を設計する事が出来れば良いなと考えています。
今後の目標は、社会に出て建築についてより多くの事を学びたいと考えています。まずは2級建築士の資格を取得し、そして次にインテリアコーディネーター等の資格を取得して自分自身の設計事務所を持つという夢に向かって頑張っていきたいと思います。 |
■准1級の合格者を数多く輩出されていますがその具体的な指導方法についてお伺いできますか?
「准1級」試験は、建築CAD検定試験では最も上の級であり、連盟さんの資料にもありますが、毎日実務でCADを使ってバリバリ図面を描いている方々でも合格が困難とされる試験です(平均合格率19%)。
ですから、生半可な努力では駄目であることを最初に生徒に伝え、気を引き締めさせてから指導を始めます。
准1級試験は毎年10月に実施されるため、特訓は夏休みから始まります。試験に必要なコマンドの指導や建築図面の描き方、そして図面の各部位の規格サイズ・適格サイズなどをこの時期に徹底的に指導します。また、当然、ある程度の法規は知識として入れなければならないため、「バリアフリー新法(ハートビル法の後継法)」についても試験に必要な最低限のことは教えるようにしています。
とにかく毎日毎日ものすごい量の図面を描かせます。准1級試験の図面は、一級建築士試験の設計製図課題の密度と分量にあわせています。したがって、4枚の図面を集中して描き上げる能力が必要です。そして提出される図面をチェックし個々に描き方の指導をしていきます。最初の頃は、中には涙を流しながらCAD画面に向かい自分を追い詰めながら取り組んでいるような生徒もいましたが、時が経つと生徒も図面の描き方だけではなく、いかに早く効率良く描くかについて学び、着実に身についていることを自分自身で感じているのでしょうか。そのような光景はなくなり、むしろ目標が見えてきたとうい充実感漂う表情になっているのです。
9月に入り学校が始まると、いよいよ生徒も私も緊張感が高まってきます。そこから試験までの残り1ヶ月あまり、毎日、部活動が終わったあと試験に向けての猛訓練が始まります。当然土日もありません。生徒にとっては、土日の方が部活動やその他の雑音がなく集中できるそうなんです。毎日提出される図面の量も半端な量ではなくなってくるため、図面をチェックして生徒に戻すのが遅れるようなこともしばしば出てきて逆に怒られたりします(笑)。
この頃になると生徒同士が自分で知りえたコマンドや作図手法について教え合い、合格に向けた団結力みたいなものもでてきて気分が高まりますね。きつい時期ですけど一番充実した楽しい時期でもあるんです。
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