一般社団法人 全国建築CAD連盟【AACL】

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各教育機関の取組み 〜学校探訪〜

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静岡産業技術専門学校 (2/5ページ)

 
■歴史的な建造物を色々と見学されていますね?

 最近では、明治村や江戸東京建物園の見学を通して住宅の歴史を学んだり、スペインやフランスの修学旅行において、アントニオ・ガウディやル・コルビュジエの建築を見学しました。どれも普段の生活の中では触れることのできないものばかりなので、学生達にとってはとても貴重な経験になりますし、この経験を有意義なものにしてもらいたいと考えているんです。

 ここで必要なのは、必ず事前に予備知識としてその建築家について、あるいはその時代背景や建築物の持つ意味などを勉強することです。そうすることで実物を目の当たりにしたときの感動が全く違うんです。

 こういった経験を通して個々の学生それぞれが持つ "建築”への思いや考えに対し、将来に渡り少しでも良い影響を与えられたらとても嬉しいですね。

地元企業から依頼された模型制作に取り組む学生。あらゆる場面で地元の方々と交流を図っています。
■地元企業との繋がりが強いとお聞きしましたが?

 本校では、企業の皆様とのつながりを積極的につくることにも力を入れています。

 例えば、週1回地元の建設業に携わる建築家や建築設備士、また不良建築の防止にかかわる民間検査機関の検査員などを講師に迎え、社会に出た後の建築技術者として必要な素養を養っています。また、夏休みを利用したインターンシップを実施したり、設計事務所からの依頼によるアルバイト(模型作り、住宅展示場の装飾製作)などにも積極的に取り組んでいます。 

 これは学生に、一社会人としての人間形成を養ってもらいたいという思いからですが、学生からも好評で、これからもこのような活動を通じて企業の皆様方との交流を深めて行きたいと考えています。


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