■歴史的な建造物を色々と見学されていますね?
最近では、明治村や江戸東京建物園の見学を通して住宅の歴史を学んだり、スペインやフランスの修学旅行において、アントニオ・ガウディやル・コルビュジエの建築を見学しました。どれも普段の生活の中では触れることのできないものばかりなので、学生達にとってはとても貴重な経験になりますし、この経験を有意義なものにしてもらいたいと考えているんです。
ここで必要なのは、必ず事前に予備知識としてその建築家について、あるいはその時代背景や建築物の持つ意味などを勉強することです。そうすることで実物を目の当たりにしたときの感動が全く違うんです。
こういった経験を通して個々の学生それぞれが持つ "建築”への思いや考えに対し、将来に渡り少しでも良い影響を与えられたらとても嬉しいですね。 |